2歳と4歳の育児中ママの痔の日帰り手術レポ

この記事には、PRを含みます。

2025年5月30日、痔の手術を受けてきました。

16年付き合った痔とのお別れです。

私は現在2歳と4歳の子育て中で、手術を受けるにあたり不安も多く、「小さい子がいても日帰り手術って現実的なの?」「術後はどのくらい動けるの?」と悩みながら準備を進めてきました。

この記事では、実際の手術当日の流れや体調の変化、そして子育てとの両立の工夫などをリアルにお伝えします。

目次

痔の手術前の流れと準備

私の手術は朝イチの枠で、8時に病院入りでした。


前日に飲んだ下剤の効果で、夜中は何度もトイレに置き寝不足。
そして、前日から体調を崩していて、正直手術当日の体調は最悪だったんですよね。

まあこ

そのため余計に手術に対してマイナスな気持ちしかありませんでした。



病院に着いたらまず血圧や体温などのバイタルチェック、手術着へ着替えて移動し、点滴です。

歩いて手術室へ。いよいよ手術が始まることに、今までにないくらい緊張していました。

手術中のこと:怖いのは「始まる前」だった


手術室へ移動し、手術台へ。
クッションを渡されて、抱き抱えると、第一の恐怖腰椎麻酔です。

まあこ

どのレポを見ても、この麻酔がすごく痛いと書いてかったから怖かったんだよね。


腰椎麻酔は、手術台へ腰掛けたまま、背中を丸めて打ちました。
事前に「とても痛い」と聞いていたため、かなりビクビクしていましたが・・
実際は、腕に注射するのと同じくらいのチクッとした痛みだけで、「あれ?こんなもの?」と拍子抜け。

おそらくロキソニンテープを貼ってくれていたのが効いていたのかもしれません。

麻酔が効き始めるまで約3分、足の感覚はよく覚えていませんが、特に不快感はなかったです。

私はクッションを抱きしめたままうつ伏せになり、お尻の割れ目をテープで固定され、手術開始です。

目を開けていてもよかったのですが、私はなんとなく目を閉じていました。

目を閉じることで、自分の内側に意識を向けられて、少し安心できたんです。

手術中はほぼ無音。

だからこそ、「チョキチョキ」と切る音や、「ジュッ」と焼くような音がとてもよく聞こえました。
ツンとした匂いもあり、「ああ、今まさにお尻を手術してるんだな…」と妙に冷静に感じていました。


でも、痛みはまったくなく、不快感もありませんでした。


事前にこういう音や匂いがすることは聞いていたので、私は平気でしたが、気になる方もいるかもしれません。

ちなみに別の日に手術を受けた方は、手術室でB’zの『ウルトラソウル』がけっこうな音量で流れていたそうで(笑)。そんな明るいBGMがあれば、緊張もほぐれるかもしれませんね。

手術自体は15分ほどで終了。


あっという間でした。正直、一番怖かったのは手術が始まる前。未知のことに対する緊張感がピークでした。


でも、始まってしまえば、想像していたよりずっと穏やかで、私は静かに身を任せるだけでした。

術後の経過と排尿トラブル

手術後はストレッチャーで移動し、ベッドで3時間安静。


術後2時間経ってから、痛み止めの点滴を打つと言われていましたが、「もっと早くに痛くなったら教えてね」と言われていました。


3時間の安静中は、ほとんど寝ていたのであっという間に過ぎていきます。

心配だった痛みもほぼなく、お尻を下に仰向けで寝ることもできました。


お昼頃に、「そろそろ点滴が終わるけど、痛みどう?痛み止めの点滴追加する?」と看護師さんが声をかけてくれました。

まあこ

今、チクチクとした痛みがあるんですけど、これからもっと痛くなりますか?

看護師さん

人によるけど、それくらいの痛みが続くくらいかな?もしかしたら夜は痛くて寝れないってこともあるかもしれないけど・・

そんなやりとりをし、私は追加の痛み止めの点滴をしない決断をします。

予想できない痛みに怯えすぎてもしょうがないと思って諦めました。

「麻酔の影響で尿が出ない人もいるから、尿が確認してから帰宅できるよ」

そう言って、看護師さんがトイレの入り口まで付き添ってくれました。



点滴を500ml以上していたはずですが、トイレに行きたいとは思いませんでした。
ただ、「排尿障害があるかも」という事前情報があったので、最初のトイレでは尿が出なくてちょっと笑ってしまったほど。

傷口がしみそうな気がして、少し前屈みになってトイレに座りましたが、痛みはまったくなし。
ただ1回目のトイレでは尿が出ず、待合室で水分をとった後、再度トイレに行ったら出ました。

帰宅とその後の移動

帰宅時は、車に乗せておいた円座クッションを使用。

お尻に体重をかけすぎないよう、やや前傾姿勢で座ることで圧迫感は少なく、わりと快適でした。

病院から自宅までは車で25分ほど。自分で運転はできないため、夫に送ってもらいました。

当日は10分ほど歩くこともできたので、理論上は電車での帰宅も可能かもしれません。

でも、翌日以降に麻酔の副作用が後から出て苦しんだ私としては、「術後は何が起こるかわからない」と痛感。送迎してもらうのがベストです。

子育てとの両立:ママが手術を受けるための工夫

我が家は次男が自宅保育中です。

手術当日は夫に有給を取ってもらい、長男のお弁当を私が朝早く作って、通園のバス停送りは夫が担当しました。
次男とも日中一緒に過ごしてもらっています。

また、術後はワンオペを避けたかったので、金曜日に手術を入れて、翌日と翌々日の土日は夫に完全に育児をお願いしました。

さらに、術後数日は動けないことを想定し、子どもたちの好きなメニューを用意しておいて、ごはんの準備は夫でもすぐできるように。

とはいえ、夫だけでは平日の対応は難しいため、実母に泊まりに来てもらってサポートしてもらいました。

夫とは「術後のワンオペ」に向けた意識を事前にすり合わせておきました。

私はきっと1週間くらい動けないこと、子供達のお風呂はどうするか、や、実母に手伝って欲しいことなどを確認しておいたのです。
普段一緒に生活していない実母、夫からしたら義母が1週間一緒に暮らすのだから夫にもストレスたまらないように気をつけました。

もし夫以外に頼れる人がいなかったら、夏休みや年末年始など夫の長期休みに合わせて手術日を調整していたと思います。

ちなみに、「一時保育を使えば…?」という考えもあったのですが、子どもはいつ風邪をひくかわからないため、万全のサポート体制を他人に頼るのは少しリスキーに感じました。

手術費用と保険について

保険適用で、手術代や点滴代、薬代を含めて自己負担は3万円いかないくらいでした。

私が受けた手術は「ALTA併用痔核根治術」。
外痔核を3つ切除し、内痔核を1つジオン注射しています。


医療保険にも加入していたため、保険金が支払われて結果的に自己負担は実質ゼロになったのは嬉しかったです。

まあこ

医療保険に加入している人は、手術前に保険金の支払いについて確認しておくのがおすすめです。

子育て中ママの痔の日帰り手術は現実的?

小さな子どもがいても、周りのサポートがあれば日帰り手術は現実的です。
でも、術後1週間は想像以上にしんどかったので、「自分一人でなんとかしよう」と思わないことが大切だと思いました。


今回の経験が、これから同じような手術を考えているママたちの参考になればうれしいです。

※「手術前にやっておいてよかったこと」も今後記事にします。

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この記事を書いた人

ジャニヲタ19年目に突入。
5大ドーム+北から南のアリーナ会場はほぼ制覇してます*

ヲタク歴19年の経験を活かし、
コンサートのトラブル対策や、遠征のコツをご紹介させていただきます^^

高校生に夢見ていた”母になってもヲタク”が実現。
2歳11ヶ月と11ヶ月の息子たちの子育て奮闘中です。

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