夏の川遊びやキャンプでの水遊びには、子供の安全を守るためライフジャケットは必須アイテムです。
我が家では、5歳と2歳(9月で3歳)の兄弟用にライフジャケットを新調するにあたり、モンベルの「アクアファン」と「フリーダム」を実際に試着して比較し、兄弟そろってフリーダムを購入しました。
本記事では、モンベルの子供用ライフジャケットを選んだ理由や2種類の違い、兄弟の試着レポート、リセール価値まで詳しくまとめます。

この記事を読んでもらえれば、アクアファンとフリーダムの違いがわかります!
モンベルの子供用ライフジャケットを選んだ理由



川遊びデビューしたし、ライフジャケットを購入したいね!



ヘルメット同様、着るが当たり前、と子供達に思って欲しいね。
安全性が高いライフジャケットを探した
ライフジャケットは、浮力や安全設計が子供の命を守る重要なポイントです。
モンベルの子供用ライフジャケットは国土交通省の基準に適合しており、子供の体重に合わせた浮力設計がされています。
- 首元の浮き輪構造(幼児モデル)
頭を水面に浮かせやすい形状で、転んでも顔が水に沈みにくい設計。 - 股ベルト付き
ジャケットが上にずり上がらず、しっかりと体をサポート。
実店舗で試着できる安心感
子供は体型や好みがバラバラなので、試着してフィット感を確認することが大切だと思い、店舗で実際に着せてみました。



西松屋やスポーツ量販店、ネットでもライフジャケットは売っていたけれど、知識がなく、どれが本当に安全なのかわからなかったんだよね。



評価も高く、性能の高さで人気のモンベルを買うことに決めたよ!
モンベルのライフジャケットは2種類|アクアファンとフリーダム
モンベルの子供用ライフジャケットは、主に次の2タイプがあります。


- アクアファン(Sサイズ276g/税込4,900円 Mサイズ295g /税込5,100円)
- フリーダム(約442g/税込8,500円)


アクアファンとフリーダムの違いを徹底比較


左:アクアファン、右:フリーダム(モンベル公式情報+実体験メモ)
サイズ調整の違い
- アクアファン:肩紐での長さ調整ができないため、サイズアウトが早い。サイズ展開が3種類あるため、身長に合わせた買い替えのタイミングも多い。
- フリーダム:肩紐・ウエストが細かく調整できるため、長く使える。
フィット感と着心地
- アクアファンはウエストが緩くなりやすく、浮いた時にライフジャケットだけがズレて股下ベルトが食い込むこともある。
- フリーダムはウエストがブロック構造で体に密着し、浮いてもズレにくい。快適性が高い。
重量・価格の違い
- アクアファン:Sサイズ 276g/4,900円 Mサイズ295g /5,100円→ 軽量でコスパ良し。
- フリーダム:442g/8,500円 → 安定感はあるがやや重め。
モンベルライフジャケット試着レポート


長男(4歳・身長105cm・体重19kg/年中)の試着


- アクアファン(Mサイズ)
丈感はちょうど良く、脇の空きは少しあるが問題なさそう。
ただし、肩ベルトの調整ができないため、身長が伸びるとサイズアウトが早いと感じました。
店員さんからも「ベストだけが浮いて股下ベルトが食い込み、男の子は特に痛がる場合がある」と聞き、嫌がる原因を作らないためにも、よりフィットするものを選ぼうと思いました。 - フリーダム
細かなサイズ調整ができるため、体にしっかりフィット。
アクアファンより重い(442g)点が気になっていましたが、本人は気にしていませんでした。
次男(2歳・身長93cm・体重12kg/9月で3歳)の試着


- アクアファン(90〜105サイズ)
ベルトをきつく締めても脇に空きがあり、フィット感が弱く安定しない印象でした。 - フリーダム
やや重いが、着用したまましゃがむ・走る動作もスムーズ。
店員さんに「動きにくいかも」と言われたものの、次男は気にせず走り回っていました。
なぜライフジャケットを着るのか、の理解がまだ難しい時期のため、兄とお揃いのフリーダムを選択し、「兄も着ているから僕も着る」という気持ちにさせたかった。
モンベルのライフジャケットフリーダムを選んだ理由
サイズ調整ができる
フリーダムをそれぞれの体格に合わせて調整すると、同じ85〜125サイズでも写真のように丈感が大きく異なります。


左が次男用、右が長男用に調整したフリーダムですが、まるで別サイズかと思うほど違いが出ています。
もし長男がアクアファンのSサイズを使っていた場合、すでにサイズアウトしてMサイズに買い替えるタイミングです。
しかしアクアファンは丈の調整ができないため、次男とほぼ同じ丈感のライフジャケットを長男が着ることになり、動きにくさやフィット感に無理があるように感じました。
その点、フリーダムはサイズ調整が細かくできるため、兄弟それぞれの体格にしっかり合わせられるのが大きなメリットです。
着用を嫌がらない
「お兄ちゃんと同じもの!」という気持ちを尊重し、同モデルを選びました。
調整機能があり、兄弟ともに動きやすさ◎。
海や川で使える安全性
今は浅瀬の川遊びがメインですが、海や深い川でも安心して使える仕様を選びたかった。
リセール価格の高さ
2025年7月現在、5,000〜7,000円の価格帯でフリーダムが出品され、カラー問わず売れています。
7月初旬からメルカリをチェックしていましたが、出品後はすぐに売れている印象でリセールしやすいと実感。
購入後に感じたこと
庭のビニールプールで慣らし着用をしましたが、2人とも大喜び。
動き回ってもズレや不快感はなく、フリーダムのフィット感と安心感を実感しました。
※2025年7月27日追記
実際に川で使用してきました。
朝から夕方まで川遊びをしましたが、着用を嫌がることは一度もありませんでした。
ライフジャケットを着たまま55cmの浮き輪を使用することもでき、安全に楽しめています。
はっきりとした黄色が目立つので、兄弟お揃いにしてよかったです。
モンベル子供用ライフジャケットの選び方まとめ
モンベルの子供用ライフジャケットを比較した結果、我が家では兄弟そろってフリーダムを選びました。
フリーダムは肩やウエストの細かいサイズ調整ができるため、長く使えて体にしっかりフィットします。これにより、ライフジャケットがズレる不快感や股下ベルトの食い込みも少なく、子供が着用を嫌がることがありませんでした。
一方で、アクアファンは軽量で価格も手頃ですが、肩紐の調整ができないためサイズアウトが早く、成長期の子供にはやや不向きと感じました。
実際に庭のビニールプールでフリーダムを着せてみたところ、2人とも楽しそうに動き回っており、快適なフィット感を実感できました。
安全性・快適性・リセール性を考えたとき、我が家にとってフリーダムは非常に満足度の高い選択肢だったと思います。
アクアファンとフリーダムで迷う場合は、まず試着でフィット感を確認することがおすすめです。
軽さや価格重視ならアクアファン、長く使うなら調整可能なフリーダム、と用途に合わせて選ぶことで失敗しにくいと感じました。