「子供のスノーボードは何歳から始めたらいい」
「何歳になったらスノーボードができる」
子供にスノーボードをやって欲しいと願う親の悩みですよね。
SNSでは1歳からスノーボードを始めている子もいて、スノボデビューに適した年齢について気になる方も多いのではないでしょうか。
今回は、4歳4ヶ月でスノーボードデビューをした息子の話と共に、子供のスノーボードデビューの適齢期についてまとめてみました。
レジャーボーダーの主婦が4歳の子供にスノーボードを教えて気づいた、親の心構えや、スノーボードデビューに向いているゲレンデの選び方についても紹介しています。
ぜひ読んでいってくださいね。
スノーボードは何歳から始められる?

スノーボードは3〜4歳頃から始めることができます。
実際は、年齢にとらわれず、子供の成長や、興味に合わせて始めると上達が早いのでおすすめです!
スノーボードの始める時期の見極めるポイントは2つあります。
スノーボードの始める時期を見極める2つのポイント
1.スノーボードに興味があるか
2.ルールを理解できるようになっているか
1.スノーボードに興味があるか
子ども自身が、「スノーボードをやってみたい」と興味を持つことを重要視してみてください。
「雪遊びが好き」「スキー場が好き」といった”好き”がきっかけで、スノーボードに興味を持つこともあります。

子どもの「やってみたい」という好奇心ほど成長を促すものはないと思います。
まずは、雪遊びを始めてみるのもいいですね。
2.ルールを理解できるようになっているか
スノーボードを安全に楽しむためには、ゲレンデのルール、マナーを守る必要があります。
子供は好奇心旺盛なため、ちょっとしたおふざけが大きな怪我へと繋がりかねませんよね。
スノーボードを楽しむための約束事を、事前に話しておくと安心です。



「雪の上にスノーボードを置くときは、バインディングを下にする」や「スノーボードをしているときは、過度にふざけない」といった約束事を長男としています。
上記2つの理由により年齢的には、3〜4歳がおすすめですが、
幼少期のスノーボード練習は子供を支える、抱える、持ち上げる等、親の協力が必須なため、現在110cm・19kgの長男をサポートするのはしんどいと感じる点もあり・・体が小さいうちにスノーボードに慣れされておけばよかったと思っています。
幼少期のスノーボードは、言葉で理解して滑るというよりは、感覚で身についていくんですよね。
そのため初心者ゲレンデの練習ならば、子ども自身が嫌がらない限り2歳くらいから可能だと思いました。



2歳くらいから始められそうだけど、レンタルブーツのサイズがないところが多いのが懸念点かな・・
4歳4ヶ月でスノーボードデビューした長男の話


子供と一緒にスノーボードがしたいと考えていた私は、息子が誕生した4年前からスノーボードを始めるタイミングを伺っていました。
2歳の冬でソリデビューをし、3歳の冬はソリやスノーストライダーが大好きで、いつでもスノーボードデビューさせる準備は整っていたのに、デビューが4歳の冬になった理由は1つ。
息子は、スノーボードという存在を知らなかったのです。
長男がスノーボードの存在を知ったのは「パウ・パトロール」
スノーボードの話を見ている長男に「ママ、このスノーボード大好きなんだよね。息子くんもやってみる?」と聞いてみたところ、二つ返事で「やりたい!」と返ってきました。



ありがとう!パウパトロール!!
4歳の冬に長男のスノーボードデビューが決定したので、板について調べ始めます。
我が家は購入することを決めましたが、その話についてはこちらにまとめてあります。
店員さんから教えてもらった安く買う情報もありますので、ぜひ読んでみてくださいね。
お店にスノーボードを一緒に見に行き、「これをやるんだよ?本当にやる?」と再確認。
ブーツのサイズ合わせや、板選びなども、店員さんに相談しながら選んだため1時間くらいかかっています。



興味がないと退屈になってしまうかもしれません。長く使うギアだからこそ、一緒に選べるといいですよね。
ゲレンデデビューの前に、家で試し履きをし、モチベーションをあげ
長男が4歳4ヶ月の2025年1月1日にスノーボードデビューをしました。
初心者練習ゲレンデで練習しましたが、結構な傾斜があったため真っ直ぐにして滑る(直滑降、直下る)とスピードがかなり出てしまい、ちょっとビビり顔。
無理をせずに何回か慣れさせることで、「スノーボードは楽しい!」と思ってもらえました。
デビュー戦としては、大成功です。



4時間ほどゲレンデに滞在しましたが、息子がスノーボードをしたのは30分です。笑
スノーボードデビューとしては、1年前の3歳から始めても問題はなさそうに思います。
緩いスノーボードデビューとなりましたが、功を奏して「スノーボードも楽しい!雪遊びも楽しい!スキー場に行くの好き!次はいつ行く?」と、気に入ってくれたので、3日連続でスキー場に行っています。



スノーボードを好きになって欲しいと思っているので、長男のペースで雪遊び9割、スノーボード1割で練習していく予定です!
他のゲレンデに行ってみて、初心者ゲレンデにも練習しやすいところと練習しにくいところがあることに気づいた話はこちらから
子供とスノーボードをやる親の心構え





インスタやTikTokにはスーパーキッズがいっぱい!子供もスノーボード上手くなってスーパーキッズの仲間入りしてほしい!



ちょっと待って!何のためにスノーボードをやるのか、しっかり考えて!
親の心構えはただ1つ、スノーボードは楽しいと子供が思えるように努めること、です。
子供の集中力は、年齢×1分と言われていて、4歳の息子だと4分ほどなんですよね。
「スノーボードを教えるぞ!」と意気込むと、指導に熱が入りすぎて、子供の飽きたサインを見落としがち・・。
スノーボードから脱線し雪遊びを始めると、「ちゃんとしなさい」なんて言ってしまうと、「スノーボードは楽しくない」と思ってしまうかもしれません。
子供にとって、スノーボードは”遊び”の1つであり、楽しいと思えば集中して取り組むし、飽きてしまえばやりません。
「せっかくスキー場に来たんだから」「せっかくレンタルしたのだから」と、ついつい労力やお金のことを考えてしまう親の気持ちもわかります。
しかし、子供は子供で他にも魅力的に感じる遊びはたくさんあるんですよね。
飽きてきたな、と思ったら、「休憩する?」や「ソリする?」など気分転換の声かけを忘れずに。
スノーボードの練習中も、大袈裟なくらい褒める、とノリノリになってくれますよ!
「まだスノーボードやりたい!」と言わせることを目標に気長に始めてみてください。
子供がスノーボードデビューしやすいゲレンデとは?


スノーボードデビューしやすいゲレンデの特徴は5つです。
1.斜度がゆるやか
急すぎるコースは怖がってしまうことがあるので、緩やかなコースを選び練習するのがおすすめです!
目安としては、最大10度以下の初心者向けコースがいいですね。
子供が1人で滑っても「怖くない」「楽しい」と思えることが大切です。
ゲレンデマップには、”ファミリーゲレンデ”や”初心者コース”といった表記がされているためわかりやすいですよね!
初心者コースでも、コース幅が狭いと安全に練習できないため、広い初心者コースがあるゲレンデを探してみてください。
2.スノーエスカレーターや動く歩道がある
キッズパークに併設していることが多いですが、スノーエスカレータや動く歩道があるキッズゲレンデがおすすめです。
ワンフットができるようになる前の子供のリフトの乗せ方は、押していって、抱えて乗るといったパワープレイ。結構な重労働なんですよね。
まずはリフトに乗らずに練習し、「止まれるようになってきたらあれ(リフト)に乗れるよ!」とリフトに乗れることをモチベーション上げの1つとして利用してみてください。
3.雪質が柔らかく、天候が安定している
スノーボードに慣れるまでは、天気が良い日や晴天率が高いゲレンデを選んでいくといいですよ。
寒すぎる、雪が降りすぎるゲレンデは、初めてにはかなり辛いと思います。
最初に目指すのは”スノーボードが楽しい”と思ってもらうことなので、天気が良い日や晴天率が高い日にデビューしてみてくださいね。
晴天率が高いゲレンデは、人工雪のところも多いです。
人工雪の懸念点は、アイスバーンですよね。
何箇所か人工雪のゲレンデに行っていますが、天気が良い日だとお昼に近づくにつれて、雪が緩んでくることが多いですよ!
4.気分転換できる場所がある
雪遊びゾーンや、キッズルームやレストランなど、気分転換できる場所があるといいですよ。
子供の集中力は年齢×1分と言われており、4歳児では4分ほどらしいです。
最初は楽しんでいても、飽きてくるのも早いです。



親としてはせっかくきたから、もう少し練習してほしいという気持ちもありますよね!
そんな時に、「雪遊びする?」「じゃあご飯食べる?」と提案ができると気分転換になります。
そして、「雪遊びし終わったら最後にスノーボード2本滑ろうね」と、もう一度スノーボードへ戻る提案をしています。
なかなか来れないスキー場だからこそ、感覚を忘れないで帰って欲しいという下心が詰まっていますが、気分転換がうまくいくと長男もまたスノーボードに乗ってくれるのでキッズパークもぜひ楽しんでくださいね!
まとめ
「スノーボードは何歳から始められる?」についてまとめてみました。
年齢にとらわれず、子供がやりたいと思ったタイミングを大切にしてみてくださいね。
スノーボードを始めようと思った時に、次に迷うのは子供のスノーボード用品ですよね。
レンタルか、購入か。
私は購入にしましたが、購入に至った理由や安くスノーボード用品を買う方法、実際に購入したからこそ思うこと、についてまとめてあります。
興味ある方は、ぜひ併せて読んでみてください。
以下の記事では、実際に行ったゲレンデのレポをまとめてあります。
ファミリーに優しいゲレンデを写真付きでまとめてあるので、気になるゲレンデがある方はぜひ読んでみてください。