ツアーが決まったら最初にやること|遠征ホテルの予約と交通手段(新幹線・飛行機・高速バス)の考え方

ツアーが発表されたあとに最初にやるべき遠征準備。ホテルの確保と、新幹線・飛行機・高速バスなど交通手段の考え方をまとめた図解。

この記事には、PRを含みます。

ツアーが発表されたら、まずホテルの予約をしましょう——

そう聞いて
「え、当落まだなのにホテル取るの?」
と不安になる人はとても多いです。

でも実は、遠征に慣れている人ほど
「当落前にホテルを押さえる」のが当たり前

なぜなら、当落が出てから動くと
・ホテルが取れない
・取れても高い
・立地が微妙
という“遠征あるある”にハマりやすいから。

この記事では
・当落前にホテルを取っても大丈夫な理由
・失敗しないホテルの選び方
・交通手段の考え方
を、遠征初心者にもわかるようにまとめました。

「何から動けばいいかわからない」人ほど、
ここを読んでから準備を始めてください。

目次

ツアーが決まったら最初にやることは「遠征ホテルの確保」|当落前にやっていい準備

ツアーが発表されたら、まずホテルの予約をしましょう——
…と聞くと、

「え、当落まだなのにホテル取るの…?」

と思いますよね。

でも実は、遠征慣れしている人の多くが“当落前”にホテルを押さえているんです。
理由を知ってしまうと、「なるほど、これは先に取るべきだわ」と納得できますよ。


ホテルはすぐ埋まる!ライブ遠征ホテルの選び方と予約タイミング

ホテルのキャンセル料は、多くの場合「宿泊日の前日〜数日前」から発生します。
一方で、当落発表は1〜2ヶ月以上前というケースがほとんど。

つまり、当落前にホテルを予約してもキャンセル料が発生しにくいということ。

とりあえず押さえておくことで、
後から「どこも満室…!」という事態を避けられます。

さらに——
当落後に予約しようとすると、予算や立地の希望に合うホテルが見つかりにくくなることも多いです。
特に地方の会場は宿泊施設の数が限られているため、
当落後に一気に埋まり、選択肢がほとんど残らないこともあります。

だからこそ、
“当落前にまず押さえる”が、遠征の定番になっているんです。


予約時に必ず「キャンセル規定」を確認する

ただし、すべてのプランが同じではありません。
中には「キャンセル不可(返金不可)」のプランもあります。

安いからといって飛びつくのは危険なので、予約前に必ずチェックしましょう。

  • キャンセル規定を必ず読む
  • 不安なら楽天トラベル・じゃらんなど大手サイトを利用
  • 料金だけで判断しないことが大切

「安い → 実は返金不可だった…」という失敗は避けたいですよね。

当落前は、まず空室やキャンセル期限を把握しておくのが目的なので、
この時点では仮押さえだけしておく、という人も多いです。

楽天トラベルの場合、
「5と0のつく日」や「楽天お買い物マラソン」期間中は
ポイント還元が高くなることがあるため、
タイミングを見て確定する、という使い方もしやすいです。

空室状況やキャンセル期限を一度確認しておきたい場合は、
▶︎ 楽天トラベルで空室とキャンセル期限をチェックする

また、時期によっては
じゃらんのクーポンが出ていることもあるので、
直前に比較したい場合はチェックしてみるのも一つです。

▶︎ じゃらんのクーポンが出ているか確認する


当落発表後に落選してしまった場合

落選したら、必ず早めにキャンセルを。

ホテル側のキャンセル期限を過ぎると、
不要な宿泊費が発生してしまいます。

当落日とホテルのキャンセル期限は、
スマホカレンダーに入れておくと安心です。


Q:リセールを狙っている場合はどうする?

リセール受付期間は公演5日前〜2日前と決まっています。
この時期は、ちょうどホテルのキャンセル料が発生しやすいタイミング。

そのため——

● 結論:潔くキャンセルしておくのがおすすめ

理由は2つ。

  1. リセール当選の保証がない
  2. 直前はキャンセルが出やすく、空室が復活することが多い

一度キャンセルしても、
リセール当選後に“直前復活の空室”を拾える可能性は十分あります。

ホテル選びのポイント

ライブ遠征のホテル選び比較。会場近くのホテルと、会場から少し離れたエリアのメリット・デメリットをまとめた図解。

遠征では「どのエリアに泊まるか」で快適さがガラッと変わります。
ここでは、会場近くと少し離れたエリア、それぞれのメリット・デメリットを整理しました。


会場近くのホテルに泊まるメリット・デメリット

■ メリット

  • 移動が圧倒的に楽。体力の消耗が少ない
  • 公演後すぐ休めるため、夜遅くなっても安心
  • 荷物が多くても負担が小さい
  • 子連れや初めての会場でも迷いにくい

“公演の満足度”を一番高めてくれる立地です。

■ デメリット

  • 価格が高くなりやすい
  • ホテルの絶対数が少なく、すぐ満室になる
  • 飲食店が少ない地域もあり、選択肢は限られがち

便利さと引き換えに、コスト面はやや不利。


会場から少し離れた街に泊まるメリット・デメリット

■ メリット

  • 価格を抑えやすい(コスパ良し)
  • ホテルの選択肢が多いので、自分に合った宿が選べる
  • 駅前や繁華街は飲食店やコンビニが豊富
  • 遠征ついでに観光もしやすい

“遠征も旅の一部として楽しみたい”人にぴったり。

■ デメリット

  • 公演後の帰宅ルートを考える必要がある
  • 夜の混雑や乗り換えで疲れる可能性
  • 初めての会場の場合、移動に少し不安がある

移動コストはある程度覚悟が必要。


迷ったときの基準はこちら

  • 体力重視・子連れ・初めての会場 → 会場近くが安心
  • 費用重視・観光したい → 会場から少し離れた街

この2つで考えると失敗しにくくなります。

交通手段の比較まとめ

遠征では、どの交通手段を選ぶかで「時間」「費用」「体力」のすべてが大きく変わります。
特にライブ当日は移動の遅れが直接ダメージになるため、
「もっと早く調べておけばよかった…」という後悔も起こりがちです。

当落までの間に、どの交通手段を使うかだけでもざっくり検討しておくと安心です。
当落後は予約が集中しやすいため、事前に情報を整理しておくだけで動きがスムーズになります。

新幹線・高速バス・飛行機の特徴まとめ

■ 新幹線

  • 移動時間が安定している
  • 座席も広く快適
  • 片道1〜3時間圏内なら最適
  • デメリット:料金は高め

■ 飛行機

  • 長距離遠征に最適
  • 早割・セールで安くなる場合も
  • デメリット:天候の影響を受けやすい

■ 高速バス(夜行バス)

  • とにかく安い
  • 夜行なら宿泊費も節約
  • デメリット:疲れやすい&早朝到着後の時間つぶしが必要

当落までに検討しておくポイント

  • 新幹線:早割の有無を確認しておく
  • 飛行機:予約開始時期とセール状況だけチェック
  • 高速バス:シートタイプ(4列/3列独立)を確認しておく

「どれが自分に合うか」を事前にイメージしておくだけで、当落後の動きやすさが全然違います。

飛行機を使う場合

遠征地が北海道・九州・四国などの“長距離”なら飛行機が便利です。
ただし、会場によっては空港から市街地まで距離があるため、事前にルートを確認しておきましょう。

いつから予約できる?セールは?

■ 予約開始時期

  • ANA・JAL:330日前から
  • LCC:数ヶ月前に販売開始(セールも多め)

■ 注意点
当落前に買うとキャンセル料が高額になりやすいため、
飛行機は当落後の予約が基本。
ただし、セールやプロモーションの情報は事前にチェックしておくとお得。


ANAやJALも、年に数回セールを行うことがあります。
ただし、回数や時期は毎年決まっているわけではなく、
対象路線や期間も限定されがちです。

そのため、当落前は
「どの空港を使うか」「通常運賃の目安」
を把握しておく程度にとどめておくと安心です。


ANA・JALからLCCまでまとめて比較できるのがエアトリの便利なところです。
最安値の検索もできるので、
遠征にかかる予算の目安を立てやすいのも助かります。

当落前の段階では予約までする必要はありませんが、
あらかじめ下調べをしておくことで、
当選後に迷わずスムーズに予約できます。

比較や予算感を把握したい場合は、
エアトリ✈️で一度検索してみるとイメージしやすいです。

飛行機のデメリット(欠航・天候)

飛行機は天候による影響が大きく、以下のような理由で欠航・遅延が発生します。

  • 台風(夏〜秋):暴風で離着陸が難しくなり欠航が増える時期。
  • 積雪(冬):滑走路の除雪や機体の着氷で遅延・欠航が発生しやすい。
  • 濃霧(春・秋の早朝):視界不良で“着陸できず”ホールド→遅延になることも。

そのため、飛行機遠征は
「前日入り」や「余裕のある時間帯の便」を選ぶのが鉄則 です。


大阪・名古屋は“空港が会場から遠い”ので注意

■ 大阪(京セラドーム・大阪城ホール)

  • 関空 → 大阪市内まで約1時間+乗り換え
  • 伊丹 → 会場まで30〜60分

■ 名古屋(バンテリンドーム・ガイシホール)

  • セントレア → 名古屋駅まで約40分
    → ここからさらに会場まで移動が必要

結論:大阪・名古屋は新幹線の方が圧倒的にスムーズ。

まあこ

実は、飛行機とホテルを別々に取るより、
パックプランでまとめて予約した方が
かなりお得になることがあるの、知っていますか?

航空券とホテルをセットにすることで、
単体では出てこない価格になるケースも多く、
遠征費を抑えたいときに助かります。

当選後にまとめて手配したい場合は、
一度パック料金を見てから決める人も多いです。

びっくりするくらい安い時があるので、まずはチェック👇

▶︎ エアトリの航空券+ホテルパックをチェックする

新幹線を使う場合

新幹線は遠征で最も選ばれる交通手段です。
速くて安定していて、天候にも強いため、
「迷ったらとりあえず新幹線」が合言葉のようになっています。

ただし、最近は運休や大幅遅延も起きているため、余裕を持った移動がおすすめです。


新幹線を安く・快適に利用するコツ

■ 学生は学割が使える
101km以上で運賃2割引に。学生さんは必ずチェック。

■ 自由席は“始発駅から”が狙い目

  • 東海道・東北・北陸 → 東京駅
  • 山陽 → 新大阪駅
    始発駅から乗ると座れる確率が一気に上がります。

始発駅の調べ方(メモ)

  • Yahoo!路線の「始発」表記
  • JR公式アプリ
  • 時刻表の“始発”マーク

■ 早割(EX早特・e特急券)を活用
条件が合えば数千円安くなることも。
当落が出たらすぐに動くのがおすすめ。

■ 金券ショップの回数券を利用
繁忙期は使えないこともあるので注意。


新幹線も100%動くわけではない(重要)

「新幹線は絶対に止まらない」──
実は、これはもう昔の話。

  • 東北新幹線:落雷・設備故障での長時間運休
  • 東海道新幹線:台風・大雨の計画運休
  • 強風・大雪でスピード規制 → 大幅遅延

最近は、ライブ当日の朝に向かっても
「新幹線が動かない」というケースが増えています。

→ ライブ当日入りは避け、前日移動が安心。


新幹線が向いている人

  • 着いたらすぐ会場に行きたい
  • 安定した移動をしたい
  • 飛行機ほどの天候リスクを避けたい
  • 長距離ではない遠征(〜3時間)が多い

高速バス(夜行バス)を使う場合

費用重視なら、最強なのが高速バス。
特に夜行バスは 宿泊費の節約にもなる ため、学生さんや遠方民に根強い人気があります。

ただし、快適さの差が大きいので、事前のリサーチが必須です。


バスの種類(快適さは値段に比例)

■ 4列シート(最安)

  • 横幅は狭め
  • とにかく安く行きたい人向け

■ 3列独立シート

  • 座席が広くて疲れにくい
  • プライベート感あり
    → 私的には一番おすすめ。のんびり過ごせて安心。

■ プレミアム系(半個室タイプ)

  • めちゃ快適
  • 料金は高め
  • 体力を温存したい人に

高速バスは費用を抑えられる反面、
座席タイプや到着時間によって
快適さがかなり変わります。

あとから「思っていたよりきつかった…」とならないためにも、
条件をまとめて確認できるところで
一度チェックしておくと安心です。

▶︎ 高速バスドットコムで座席タイプや到着時間を確認する

早朝到着後の“時間つぶし”はどうする?

夜行バスはほとんどが 6〜7時台に到着
会場やチェックイン時間までは間があるため、時間つぶし先を決めておくと安心。

■ 漫画喫茶(ネカフェ)

  • 明るい照明・鏡・コンセント完備
  • 個室でゆっくり
  • シャワー付き店舗も多い
    → 高速バス勢の定番!

■ 24時間スパ・銭湯

  • 体の疲れが取れる
  • ドライヤー・洗面台完備
    → リラックスしてから身支度したい人に。

メイクはどこでする?

■ ネカフェ

  • 座ってゆっくりメイクできる
  • 混雑しにくい時間帯が多い

■ スパ

  • しっかり準備できる
  • 朝から気分が整う

■ INC(インク)のコテレンタル

使い方例

  • 朝は軽くメイク
  • 本番前に髪だけINCで整えると完璧!

高速バスが向いている人

  • とにかく費用を抑えたい
  • 多少の疲れは気にならない
  • 到着後の時間つぶしも楽しめる
  • 会場までの時間に余裕を持てる日程の人

まとめ

遠征は、当落が出てから準備するもの——
そう思っていると、
ホテルも交通も「残り物」になりがちです。

でも実際は、
当落前にできる準備が、遠征の快適さを8割決める
と言っても過言ではありません。

・キャンセル可能なホテルを先に押さえる
・泊まるエリアの候補を決めておく
・交通手段の目星をつけておく

これだけで、当落後の動きは驚くほどラクになります。

せっかく当たった大切なライブ。
「移動がしんどかった…」で終わらせず、
最初から最後まで楽しめる遠征にしましょう。

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この記事を書いた人

「母になっても推し活したい」を19年続けている、2児のママです。
5大ドーム+全国のアリーナほぼ踏破の、現場大好きジャニヲタ歴19年。
ライブ参戦の“リアルな疑問”——
「このゲートってどこ?」「子連れでも大丈夫?」
そんな自分が昔ほしかった情報を、実体験ベースでまとめています。
現在は、5歳と3歳の息子と毎日バタバタしつつ、
子連れでも楽しめるライブ・お出かけ・旅行のコツを発信中。
“母になっても、好きなことをあきらめない”
そんなママに寄り添うブログを目指しています。

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