「七五三の袴って、買う?レンタルする?どっちがいいんだろう…」
そう迷いながら、今回はオンラインレンタルの**RENCA(レンカ)**を利用してみました。
我が家は写真館での撮影とは別日に、ご祈祷だけのために袴をレンタル。
初めての自宅着付けでしたが、らくらく着付け袴のおかげで驚くほど簡単に準備ができました。
しかも、天候や子どもの機嫌に合わせて柔軟に動けるのが宅配レンタルのいいところ。
結果的に「短時間で、笑顔のまま七五三を楽しめた」理想の形になりました。
この記事では、
- RENCAを選んだ理由
- 袴が届いたときの様子
- 実際に着付けてみた感想
- レンタル保険や料金のリアルな話
を、5歳男の子の七五三体験談として詳しくまとめます。
オンラインで袴レンタルを検討している方の参考になれば嬉しいです。
七五三で袴をレンタルした理由

我が家は写真館での撮影を別日に済ませていたため、ご祈祷用に袴だけレンタルすることにしました。
自宅から車で20分ほどの神社を選び、当日は移動も短時間。
着用の負担が少ないぶん、本人のご機嫌も保ちやすくなると考えました。
実は、2人兄弟なので中古で袴を購入することも検討しました。
メルカリなどを見れば、状態の良い袴が安く出ていて、コスパで考えると最安。
ただ、「らくらく着付け」タイプの中古品はほとんどなく、
着付け初心者の私にはハードルが高いと感じました。
「一生に一度の七五三だし、本人が着たい袴を着せてあげたい」
そう思い、最終的にはレンタルを選びました。
とはいえ、兄弟がいる家庭や来年も使う予定がある場合は、中古購入もアリ。
メルカリでは、七五三シーズン前後に状態の良い袴が多く出品されています。
相場感を知るだけでも参考になるので、一度チェックしてみるのもおすすめです。
レンタルの流れと予約タイミング
今回利用したのは、オンライン袴レンタルのRENCA(レンカ)。
写真館の撮影とは別に、ご祈祷用として自宅で受け取り・返却ができる宅配レンタルを選びました。
参拝日は10月後半の大安。予約自体は1週間前でしたが、候補を絞っていたのは2か月前からです。
当初、長男に「どんな袴がいい?」と聞いても「なんでもいい」と興味薄め。
その様子を見て「こだわりはなさそうだな」と判断し、落ち着いたデザインをいくつかブックマークしておきました。
ところが、3週間前に改めて一緒に見たとき、
黄色の羽織にツルと富士山、波の模様が描かれたド派手な袴を見つけて「これがいい!!!」と即決。
最初は「まじ?」と思いましたが、本人の目が本気だったので、その意志を尊重しました。
幸い、その袴は予約ゼロで、無事レンタル完了(人気は…お察し、笑)。
袴はご祈祷日の前日に自宅へ到着。
私が選んだのは、RENCAの中でも着付けが簡単な「らくらく着付け袴」。
着物の知識がまったくない私でも、同封の説明書を見ながらスムーズに着付けができました。
レンタルの流れもシンプルで、
- サイトで袴を選び、サイズとレンタル日を指定して注文
- ご祈祷前日に袴一式が自宅に届く
- 当日は自宅で着付け(または美容室に依頼)
- 使用後は、同封の伝票で返送(クリーニング不要)
天候が悪ければ延期できる柔軟さと、自宅で完結する手軽さ。
この2点が、RENCAを選んで本当によかったと感じたポイントです。
自宅に届いた袴セットの中身と同封物


ご祈祷前日の午前中、RENCAから袴セットが届きました。
段ボールを開けた瞬間、まず「きれいに梱包されてる!」と安心。
それぞれのパーツが個包装され、シワやヨレもなく届きました。

中に入っていたのは、
- 袴一式(羽織・着物・肌襦袢・帯・袴・草履・小物)
- 写真付きの着付け説明書
- 返送用の袋と伝票
- 同封物チェックリスト
一つひとつが丁寧に包まれていて、レンタル品というより新品のような清潔感。
子どもが着るものだからこそ、この安心感は大きいなと感じました。

特にありがたかったのが、着付け説明書。
写真と図で順を追って説明されていて、「らくらく着付け袴」の構造もすぐに理解できました。

「これなら着物が初めての私でもいけそう」と思える内容で、当日の着付けが本当にスムーズに進みました。

写真には写っていませんが草履もあります。
届いたときに中身を確認しながら写真も撮りましたが、
色味も写真どおりで、長男が選んだ黄色の羽織が鮮やかでとても映える。
「これ着るの楽しみ!」と嬉しそうにしていたのが印象的でした。
返送も簡単で、使い終わった袴をたたんで同じ箱に戻し、伝票を貼るだけ。
クリーニング不要なので、**“開けた箱に戻して送るだけ”**というシンプルさ。
封をするテープまで同封されていたので、忙しい七五三当日でも、片付けの負担がほとんどありませんでした。
当日の着付けと参拝の流れ

ご祈祷当日は曇り空。午後から雨予報も出ていたので、
「天気がもってくれてよかったね」と家族で話しながら準備を進めました。
袴は前日に届いていたので、着付けの手順も一度確認済み。
朝は慌てることなく、余裕をもって支度ができました。
そして、「らくらく着付け袴」本当に楽。
- 肌襦袢(ばんじゅ)と紐、着物と紐が一体化しているので、着せて結ぶだけで完成。
じっとしていられない長男でもスムーズに着せられました。 - 袴はマジックテープで固定でき、着崩れしにくく快適。
- そして何より感動したのが、袴が**スカートタイプ(行燈袴)**だったこと。
トイレのときに心配がいらず、ストレスゼロでした。
勝手にキュロット型の「馬乗袴」だと思い込んでいたので、嬉しい誤算でした。 - サスペンダーが付いていたので裾を引きづることなし
靴は、境内を歩くときはいつもの履き慣れたスニーカー。
付属の草履も入っていましたが、滑りやすい場所もあるため、
写真撮影のときだけ草履に履き替えるようにしました。

そのおかげで移動もスムーズで、子どももストレスなく過ごせました。
20分程度の車移動も問題なく、ご祈祷中も動きやすそうで、長男も「かっこいい!」とご機嫌。
境内で少し写真を撮ってから帰宅しましたが、裾の汚れもなく無事に終了しました。
レンタル保険には加入せず!その理由と実際の感想
今回の袴レンタルは、オンラインのRENCAを利用しました。
レンタル保険(1,000円)のオプションがありましたが、今回は加入せずに利用。
その理由は、
- 袴を着るのはご祈祷と撮影の短時間だけだった
- 天気が悪ければ参拝を別日に変更する予定だった
- 袴を着たまま飲食しないと家族で決めていた
この3つを決めていたので、汚れや破損のリスクは低いと判断しました。
当日は屋外で少し撮影もしましたが、5歳の長男とは「走らない」約束をしていました。
袴はもともと動きづらいこともあり、実際に走るような場面もなく、裾が汚れることもなし。
返却時のチェックもスムーズで、特にトラブルもありませんでした。
「短時間+屋内中心+飲食なし」であれば、保険をつけなくても安心して利用できると思います。
ただ、屋外での撮影が多い場合や小さい兄弟が一緒の家庭では、思わぬ汚れがつくことも。
そういったシーンが想定されるなら、1,000円で安心を買うのもありですね。
レンタルのメリット・デメリットまとめ

今回の袴レンタルにかかった料金は10,800円(税込)。
「らくらく着付け袴にする」と決めていたので、RENCAから選ぶことは最初から決めていました。
ちなみに、RENCAにはアウトレットコーナーもあり、安いものだと5,000円ほどから袴を選ぶことができます。
予算や利用シーンに合わせて選べるので、初めての七五三レンタルにも使いやすいサービスだと思いました。
【メリット】
- 自宅で完結(注文から返却までオンラインでスムーズ)
- らくらく着付け袴が本当に簡単で、初心者でも安心
- クリーニング不要で返送できる
- 天気に合わせて参拝日を柔軟に変更できる
- 価格が手頃(アウトレット利用なら5,000円台〜)
- 短時間の利用だから、子どもがずっとご機嫌!
ご祈祷も写真撮影も笑顔で楽しめた
【デメリット】
- 実物を見て選べない
- 直前予約はデザインが限られる
- 自宅着付けに少し不安があるかも
まあこ写真を見返すと、着崩れしている部分もあるので、らくらく着付けで手頃感を求めるなら参拝用と割り切った使用が良さそうです。
トータルで見て、オンラインレンタルはコスパ・手軽さ・自由度のバランスがとても良いと感じました。
特に、「写真撮影は別日で、参拝はサッと済ませたい」という家庭にはぴったりです。
七五三の袴レンタルはこんな家庭におすすめ!
今回RENCAで袴をレンタルしてみて感じたのは、
「忙しい時期でも、自宅で完結できるって本当にラク」ということ。
特におすすめしたいのは、こんな家庭です。
- 写真館撮影とご祈祷を分けたい人
- 子どもが小さくて長時間の着用が難しい人
- 着物の知識がないけど、自分で準備したい人
- 天気を見ながら柔軟に予定を組みたい人
- できるだけコスパよく七五三を済ませたい人
「らくらく着付け袴」なら、初心者でも失敗なくきれいに着せられますし、
自宅で完結できる安心感は想像以上。
短時間でサッと着せて、家族でのご祈祷を穏やかに楽しみたい——
そんなスタイルにぴったりの方法だと思いました。












