2歳差育児は、想像以上に体力も精神力も必要です。
「この生活、いつ楽になるんだろう…」と、泣きたい気持ちで過ごした日も数え切れません。
夫の休みが待ち遠しく、できないことばかりが目について、余計に辛さを感じていた時期もありました。
そんな私も、2歳差育児を始めて3年が経ちました。
今ではワンオペで3時間半の帰省や市民プール、外食や電車での遠出もできるようになっています。
長男が幼稚園に入園してからの生活の変化は想像以上で、2歳差育児が「辛い」から「楽しい」へと大きく変わったのです。
この記事では、2歳差育児が辛かった頃から「楽になった」と感じるまでの流れを、実際の経験とともにお伝えします。
同じ悩みを抱えるママに、少しでも未来への希望が届けば嬉しいです。
2歳差育児が辛いと感じた時期
下の子が1歳になるまでは本当に余裕がなく、毎晩毎晩自己嫌悪しては「2歳差育児 辛い」と検索していました。
市の育児相談や精神科の受診、様々な施設に助けを求めた過去があります。

下の子が1歳になるまでは本当に余裕がなかった

今振り返ると、下の子が1歳を迎えるまでは、私の余裕のなさが顕著に現れていて、イライラすることが多かったです。
初めての育児ということもあり、長男に対して許容できることが少なく、「上の子だからしっかりしてほしい」という気持ちが無意識に強く出ていました。
さらに、長男と会話ができるようになったことで「言葉が通じている」と思い込み、”わかっているのに、やってくれない”と感じてしまうこともありました。
しかし今、次男が当時の長男と同じ年齢になってみると、話している言葉の半分くらいは理解できていないこともあります。
3歳まではまだまだ赤ちゃん。そう思えるようになった今だからこそ、「赤ちゃんを2人同時に育てているんだから、大変で当たり前だよ」と、当時の自分に伝えたいです。
もし今、「2歳差育児はしんどい…」と感じている方がいたら、ぜひこちらの記事も読んでみてくださいね。
→ 2歳差育児はしんどい? 自宅保育を乗り切る方法!
睡眠不足と心の余裕のなさ
夜間授乳がなくなるまで、夜は朝までぐっすり寝ることもなく、寝不足のまま始まる朝。
ワンオペで出かける時に避けていたのは、2人がグズグズしてしまうことでした。
授乳のタイミングに合わせて出発する午前の予定ですが、イヤイヤ期の2歳の気分がのらず時間通りにお出かけできないことも多かったです。
今振り返ると、長男も2歳を過ぎ「自我」がどんどん育ってきているところだったので、
私自身も睡眠不足で心の余裕がなくなり、勘弁してくれ・・と泣きたくなる日もありました。
幼稚園入園で変わった長男と私
長男が3歳半になった4月、幼稚園に入園してから、私にも少しずつ余裕ができました。
集団生活の中で自立心が育ち、自分でできることがぐんと増えた長男は、いつの間にか私の頼れるパートナーに。
外出すると右と左に走り出す長男と次男だったのが、長男が一気にお兄さんになり「駐車場は手を繋ぐんだよね」「カート押すの手伝おうか?」と常に私の隣でサポートしてくれる存在になりました。
そんな長男の姿を側で見ている次男も、同じように駐車場では手を繋ぎ、買い物も6割くらいは隣を歩いてくれます。笑
長男が次男のお手本になってくれているんですね。
次男が1歳半を過ぎ自我が出始めた頃には、次男に「キィー!!!」と頭に来ることもありましたが、長男が場を和ませてくれたり、私の味方になってくれたり、時には「ママ、それは言わなきゃわかんないよ」と諭してくれたり、長男の存在に救われていました。
それは今も続いています。
私自身も1人の時間を持てるようになり、気持ちが安定して子どもたちに笑顔で向き合えるようになりました。
兄弟が友達のような関係に

長男が入園するまでの約1年半、ほぼ毎日一緒に過ごしてきたこともあってか、兄弟というより“友達”のような距離感を感じます。
お互いを名前で呼び合い、一緒に笑い合う様子を見ていると本当に幸せな気持ちになります。
次男が2歳半を超えた頃から特に仲良しさが増し、今では兄弟で仲良く遊んでくれる時間の方が圧倒的に多くなりました。
プラレールやストライダー、絵本を一緒に読むなど、2人だけの世界で盛り上がっているのです。
そんな2人の姿を見るたびに「辛かったけれど頑張ってきてよかった」と心から思えます。
ケンカもしますが、それも成長の証。仲直りする力もついてきました。
2人が一緒に遊んでくれるおかげで、ワンオペでの公園も格段に楽になりました。

次男が2歳半を超えた頃から、特に仲良しさが顕著になり、2人が一緒に遊んでくれるのでワンオペでの公園も楽になりました。
2歳差育児「辛い」から「楽しい」へ

もうすぐ次男が誕生してから3年になります。
慣れない2歳差育児が始まってから3年。今ではワンオペでどこまでも行けるようになりました。
ワンオペで3時間半かかる実家に帰省したり、今年の夏は市民プールにも出かけています。
長い長い長期休みも、子供達2人と毎日気ままにお出かけしています。
私も子供も疲れると喧嘩してしまうことが多いので、無理をしない範囲でほどほどに。
2歳差育児が辛いと思っていた昔は、夫の休みが待ち遠しく、「できないこと」を数える方が多く、余計に辛く思っていました。
しかし今は「何でもできる」ようになりました。
子供達と外食もできるし、ブッフェもいけるし、電車に乗ってお出かけも、ロマンスカーミュージアムにも行けます。
辛かった日々を乗り越えたからこそ、何でもできるようになったのです。
そして「明日は何して遊ぶ?」と、寝る前に3人で話す時間が幸せで、とても楽しみな時間になっています。

子供の性格によるので、絶対に楽になる日が来るとは言えないのが心苦しいですが、このような未来があるかもしれないと希望に思ってもらえたら嬉しいです。
まとめ
2歳差育児が辛いと感じていた頃は、「いつ楽になるんだろう」という思いが頭から離れませんでした。
しかし、子どもたちの成長とともにできることが増え、兄弟で遊ぶ時間も増えたことで、私自身の気持ちも前向きに変化しました。
もちろん子どもの性格や家庭環境によってペースは違いますが、今の私のように「大変だった日々があったからこそ、今がある」と思える日が来るかもしれません。
同じ悩みを持つママたちに、この経験が少しでも励みになれば嬉しいです。